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金沢発のWeb制作会社が東京で寿司イベント?!AI×人をつなぐ『金沢ナイト』とは

こんにちは、SPNdigital広報の高岡です。
今回は、弊社の東京オフィスで開催している謎のイベント「金沢ナイト」について、
イベントディレクターを務めている弊社スタッフの奥村さんにインタビューを行いました。
「そもそも金沢ナイトって何?」という疑問から、イベントに込めた想いまで──
ぜひ最後までご覧ください。
金沢ナイトとは?東京開催のユニークなイベントを徹底解説
・金沢ナイト開催の目的とは?
高岡:そもそも「金沢ナイト」って何ですか?
奥村:2024年12月にSPNdigitalの東京オフィスが東京・青山にできまして、その存在を東京の方に向けて広く知ってもらうためにSPNdigital主催で企画したイベントが『金沢ナイト』です。
『金沢ナイト』では金沢を中心とした石川県の食材を使ったお寿司や料理・日本酒を提供して、東京の皆様と雑談やコミュニケーションを行う親睦会の場とさせていただいています。また弊社の事業領域である『digital』を発信するために、イベントの中で参加者と一緒に楽しくdigitalに触れられる参加型企画もご用意しています!
SPNdigitalが金沢ナイトを開催する理由
高岡:『金沢ナイト』を開催しようと思ったきっかけは何かあったのでしょうか
奥村:私たちの東京オフィスは「MIDORI.so」というシェアオフィスにあるのですが「MIDORI.so」のオフィスは都内に6拠点もあり数百人の方が登録されています。多くの方に名刺をお一人ずつ配って回るにはどうしてもお時間を要してしまうため、「MIDORI.so」の運営スタッフの方と相談した結果、まずはオフィスでイベントを主催して沢山の方々とご挨拶したり一同にコミュニケーションできる場を作れたらいいのではないか、という結論に至ったのが開催のきっかけです。

お打ち合わせでお名刺を交換するコミュニケーションとは違い、みなさんと親睦を深めながら雑談をして美味しいご飯を食べながら“楽しみながら関係性を築く”ことも、SPNdigitalの大切にするコミュニケーションのあり方だなとも感じたので『金沢ナイト』を開催するに至りました。
Web制作会社なのに「お寿司」?金沢ナイトの魅力に迫る
・なぜお寿司を選んだ?金沢グルメを東京で発信する理由
高岡:料理に”お寿司”を選んでいるのには理由があるのでしょうか?
奥村:実は私の実家が金沢のお寿司屋なんです。
また自分自身も元々和食の料理人をしていたキャリアがあってお寿司を握ることができるので、東京で『金沢ナイト』を通して、金沢の会社であることがわかりやすく発信できるかなと思いましたし、Webサイトやデジタルの会社なのに『お寿司を握る人がいる』っていうところに疑問や興味を持ってもらえたら良いなと思って、〝金沢らしさ〟と〝エンタメ〟の要素として、握り寿司をメインに構成しようと考えました。


奥村:石川県は地酒も豊富なので、お寿司だけでなく酒の肴も一緒にご提供しています。
『金沢ナイト』は東京の皆様に金沢のことを知ってもらえるきっかけにもなるイベントなので、料理には、弊社の金沢のお客様の商品をなるべく取り入れるようにしています。例えば、お取引先である『かさい食品』様の甘海老の塩辛や能登牛そぼろ、『今井金箔』様の食用金箔、『清香室町』様の金澤文鳥など──。
食を通して、東京にいながら“ちょっとした金沢旅気分”を味わっていただけたらという思いと、SPNdigitalのお客様の魅力も発信できればと考えています。


・お客様の商品を東京で届けたい「お寿司と石川の食材への想い」
高岡:おもてなしの料理は、ただの郷土料理ではなく、奥村さんのこれまでの経験と、金沢という街の魅力をかけ合わせた、ちょっと特別な“金沢らしさ”が込められているんですね。
奥村:はい、もっと言うと「金沢の会社」としての想いと、「人」としてのあたたかさ、地元企業様との連携を通じて、自分たちだけでなく“金沢全体の魅力”を届けようという想いを込めています。

Web制作会社×AI:「金沢ナイト」の参加型コンテンツとは
・生成AI体験ブース「ピクチャーバトル」で会場が大盛り上がり
高岡:SPNdigitalの事業領域の〝digital〟を発信できる企画もあると伺いましたが、具体的にどういったことをしているんですか?
奥村:『金沢ナイト』はこれまで2回開催しているのですが、vol.2では、生成AIを活用した『ピクチャーバトル』というゲーム企画を行いました。
私たちのシェアオフィスである「MIDORI.so」の未来のワークスペースはどうなっていると思いますか?というお題に対して、参加者みなさんにお題にあった生成画像を作ってもらい、どの参加者の生成画像が最もテーマにフィットした画像かをAIに評価してもらうというゲームです。
AIに選ばれた優勝者には金沢のお土産を贈呈するというプレゼント企画にもなっています。

・イベントで体感できる、Web制作×AIの可能性
高岡: なかなかユニークですね! どのような狙いがあって、このゲームを取り入れたんですか?
奥村: AIと聞くと難しく感じられる方もまだ多いのですが、私たちが日常的に取り組んでいるWeb制作という仕事も、今ではAIが非常に身近になっています。そうした最新技術を楽しく体験してもらいながら、「こんなこともできるんだ」とWeb制作会社としての可能性を知っていただきたかったんです。
高岡: 今回のイベントを通して、Web制作×AIという分野の可能性について改めて感じたことはありますか?
奥村: AI技術は、Web制作の現場でも確実に広がっていますし、これからの可能性は無限大だと感じています。単なる技術の提供にとどまらず、「どうやってAIを人が楽しみながら使えるものにするか」「どうやってお客様のビジネスに役立つ形で提案できるか」という視点をもっと強化していきたいと思いました。今回のイベントをきっかけに、Web制作会社としての新たな価値提供のヒントをたくさんいただけましたね。
参加者様の声と「金沢ナイト」の効果とは
・実際の参加者様のリアルな反響
高岡:実際、参加された方の反応はどうでしたか?
奥村:「AI自体は知っていたけど、みんなで一緒に画面を見ながら取り組むのは新鮮だった」という声が多数ありました。
会場にいた約25名全員が一体感をもって参加できるゲームになり、非常に盛り上がりましたね。
・名刺交換だけでは生まれない、「金沢ナイト」の価値とは?
高岡:イベント当日はすごく盛り上がったみたいですが、実際に反響ってありましたか?
奥村:名刺交換だけでは得られない、”印象に残るつながり”が生まれたなと感じています。東京オフィスではない別の拠点にいたときに、「あっ、お寿司の人だ!」と声をかけていただいたのが本当に嬉しくて…。そこからSPNdigitalに興味を持っていただき、お見積もりのご相談やお問い合わせにつながったのも、イベントのおかげかなと思っています。
また、当日紹介した私たちのお客様の商品にも興味を持ってもらい「自社で開催する食イベントでこの商品を使ってみたい」とか「金沢に行ったらこのお土産買って帰ります」などのご反響もいただきました。金沢にいるお客様と東京のお客様がつながる場になっていることも本当に嬉しく感じています。 自分たちだけではなく、地域の魅力も一緒に伝えられる、そんな広がりを感じるイベントに今後もしていきたいと思います。
SPNdigitalが大切にする「人との距離感」
・イベントを通じてWeb制作会社として伝えたいこと
高岡:今回のイベントを通して、改めて感じたのが「SPNdigitalって、本当に人との距離感が近い会社だな」ってことなんですよね。それって、やっぱり意識してつくっている空気なんですか?
奥村:“人との距離感を大切にしたい”というのは、SPNdigitalの根っこにある想いなんです。Webサイトを作って終わり、ではなくて、その後も気軽に相談できる関係性でいたいし、取引先でありながら同じ仲間・チームであるという意識で全ての案件に取り組んでいます。
金沢から東京に進出する中で、やはり技術や実績をアピールするのも大切ではありますが、私たちが一番大事にしているのは“人と人とのつながり”ですので、それはただの名刺交換の場での営業トークではなく、『金沢ナイト』のようなコミュニケーションを楽しめるイベントという形にすることで、自然に伝えていけたらと思っています。
・技術だけでなく、人とのつながりを重視する理由
高岡:SPNdigitalでは“人との距離感”を大切にされていると伺いましたが、奥村さん自身が仕事をしてく中で「嬉しいな」と感じる時はどんな時ですか?
奥村:私はWebディレクターやプロデューサー業務を行っていますので、初動から制作の間、お客様との窓口になることが多いんですね。もちろん、自分自身がお客さんから頼られるのも嬉しいのですが、個人的には案件を通して他の社員が頼られている光景を見たり、他の社員へバトンが繋がった瞬間に嬉しいなと感じます。
・SPNdigitalでのパイプ役としてのやりがい
高岡:例えばどういう時ですか?
奥村:例えば、Webサイトは制作を終えたタイミングはゴールではなくスタートでもあると思うのですが、出来上がったWebサイトをお引き渡ししたら次はSEO運用のご提案をさせていただくことが多いんですね。普段高岡さんはWebマーケターをされいると思いますが、それこそお客様にSEOの運用の提案をさせていただいた時に「SPNdigitalってそんなこともできるんですね!」と興味を持っていただいたり、その後実際にSEOのお仕事につながって「高岡さんのおかげでお問い合わせ数も伸びました」と言っていただけたり…。

制作時は私が企画をしてそのままフロントに立つことが多いですが、実際にSEO運用が開始すると、Webマーケターの高岡さんが案件に参加されて、実務面でバトンを渡していくわけですが、自分が制作に携わった案件を通して、お客様が喜んでいただく結果にチームのみんなで取り組んで実っていくのを見ていると「パイプ役として役に立てたな」って、すごく嬉しくなるんです!
・チームで挑むからこそ生まれる「一体感」と「やりがい」
高岡:なるほど…!確かに、お客様に”頼られてる”と感じる瞬間ってすごく励みになりますし、奥村さんの言う”パイプ役としての喜び”ってすごく共感できます。
お互いの得意分野が活かされて、チームとして信頼してもらえるのって、やっぱりやりがいありますよね。
奥村:そうですね!SPNdigital側のチームだけでなく、お客様の会社のチームと一体となってみんなで一つのプロジェクトチームになって挑んでいく『チーム・仲間』の意識というのが本当にSPNdigitalらしい部分だなと思いますし、私も働く上で大きなやりがいに感じています。
『金沢ナイト』にもこの精神が根底にあって、参加者みなさんもそれぞれに参加されるので初めましての方も多くいらっしゃるようなので、一部分だけでもゲーム企画などで参加者みなさんがチームになる瞬間みたいな企画を取り入れて、みんなで楽しめるイベントにできたら嬉しいなと思っています。
「金沢ナイトVol.3」次回開催情報
・次回開催日時・場所・参加方法まとめ
高岡:次の『金沢ナイト』の開催は決まっていますか?
奥村:はい、決まっています。『金沢ナイトvol.3』は2025年5月23日に東京オフィスの「MIDORI.so AOYAMA」で開催します!まだ詳細は内緒なんですが(笑)これまで通りお寿司と金沢らしい酒の肴となる一品、日本酒をご提供する予定です。
また、vol.3でもAIを活用したみなさんで参加できるゲーム企画を計画中で、金沢らしいプレゼントもご用意していますよ!
高岡:内容、すごく気になります!次回も、たくさんの方にSPNdigitalのことを知ってもらえる場になるといいですね。
奥村:ありがとうございます!
私だけではなく他にも数名のスタッフで実施しているので、参加する社員もレクリエーション感覚で楽しんでもらいながら、沢山のお客様に楽しんでもらえる企画に今後より成長していけたらと思います!
イベント情報
日時:2025年5月23日(金)
場所:東京都港区南青山1-7-12 MIDORI.so AOYAMA
参加費:2,000円

まとめ:技術と人をつなぐ「金沢ナイト」
「金沢ナイト」は、ただの企業PRイベントではなく、SPNdigitalの企業文化そのものを感じられる場だといえるかもしれません。
東京という新たな場所で、自社の強みを活かした”SPNdigitalらしい”かたちで存在感を示すこの取り組みは、他の企業様にもきっとヒントになるはずです。
技術だけでなく、「人との距離感」を大切にする。
それは、目に見えない“ものづくり”であるWeb制作の現場において、SPNdigitalが大事にしている価値観です。この活動をとおして、東京にも”つながり”を少しずつ広げている様子を見ると、今後の展開にも期待が高まりますね!
次回の「金沢ナイトVol.3」は、2025年5月23日に開催予定。
Web制作会社を探している方はもちろん、新しい出会いや金沢の食文化に興味のある方も、ぜひ一度、足を運んでみてください。